真空管のピンチ!
時代はとうに21世紀を迎え、ハードディスクは120Gが9000円で買え、探査機は火星から映像を送る世の中になったのだが、ギターアンプは未だに真空管の世界である。
トランジスタ技術も進歩しまくり、今やギターアンプもデジタルモデリングの世界になり、シミュレータがもてはやされる時代でもあるが、やっぱり真空管アンプは手放せない。
その圧倒的な音圧もさることならがら、ゲインを上げたときの歪みかたの心地よさ、存在感はシミュレーションでは表現しきれないからだ。
しかし。
その取り扱いには注意が必要だ。
真空のガラス管の中で怪しく光る電極はデリケートなもので、運搬はもとより、電源の投入、切断にも気を遣うことがある。
先日のライブでのこと。
コンソールのレベルを調整しつつ、ふとアンプの裏を覗いたら、あんびりーばぼーな光景が!
ぶち曲がっとるやんけ!
しかもパワー管。。。。
足まで出ちまって、なんだかヤバイ感じ!
この時点で、 Cross Hairの須貝氏がバリバリ使用中。
音に合わせて真空管も震え、今にも落ちそうな勢いだ。
(ストッパーが効いているので落下することはないのだが)
音はどうなるのか、、、、と、杞憂する甲斐もなく、いつも通りのサウンドを平然と放ちまくっている。
鳴っているならたいした問題ではないのかもしれないが、「見てしまった」からには気が気ではない。
演奏終了後、管が冷えるのを待って修復したが、真空管特有のトラブルと言えなくもない一例であった。
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