北さんにも解る!ストラト調整法!!シンクロナイズドトレモロアーム編その2
さて北さん。今日は各部の名称を覚えましょう。
ま、これは便宜上の事で、永久に忘れないように覚える意味は全然無いんですけど、今回の調整法はこれをベースに書きます。
ちなみに、この名称が正しいかどうかは知りません。
楽器屋でも通用するようなので、大体正しいと思います。
昨日の断面図に名称をプラスしてみたです。
これはネック側から見たところのイメージ。
黄緑色に塗っておいたブリッジスクリューを支点にして、ユニット全体が動くわけですね。
「なんつったっけ?ビス」は、スプリングや弦のテンションを最終的にボディーに伝える役目を持っている重要なパーツです。
サドルプレートは年式によってセコいプレスだったりショボいキャスト物だったりしますが、機能は同じね。
(いたる的にはセコいプレス物が好き)
イナーシャプレートも年式によってビス留め別体式やら総キャストやらがありますが、まぁ機能は同じと見ちゃいましょう。
(厚さについては意味があるんですが、これはまたいずれ。)
さて!最重要部分がブリッジプレートに開けられたブリッジスクリュー用の六つの穴、、、、の、面取り部分です。
全ての動きの支点となるこの場所が肝心要なのであります。
上から見ると、5mm程の穴が開けられているだけのように見えますが、実は裏からザグリが入っていて、テーパーに削られているのです。
これね。
これにより、プレートとスクリューが触れる面がナイフエッジとなり、支点位置が決まるワケですねぇ。
なかなか良く考えられております。
(これはイメージみたいなモンです。現実にはこんなにエッジは立っておりません。)
少々横道に逸れますが、ブリッジ本体が総キャスト(鋳物)のヤツは、このザグリ加工が浅く、ナイフエッジになっていない物が多数有ります。
っつーか、鋳物のバヤイ、ナイフエッジを作っても、すぐに丸くなってしまうので、、、、支点がぼやけがちになりますね。
ブリッジそのものが上下に暴れやすいので、チューニングの面ではちょいと辛いものがあります。
北さんのストラトはどちらかな?
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