北さんにも解る!ストラト調整法!!シンクロナイズドトレモロアーム編その9
さてさて。諦めると言っても、全てではないですぞ。
ほっとくのは、開放弦だけ!
具体的には、こうやります。
1:カポを1フレットに付ける。
2:13フレットでハーモニクスとフレット押さえの差を確認。
3:アジャストスクリューを廻し、サドルを移動して調整。
以上です。
もちろん各弦すべてでこれをやりましょう。
(サドルを動かすときには弦を緩めてね)
こうすることで、1フレットから13フレットまでは、ほぼ完璧に平均率の音が出ます。(っつーか、フレット上では殆どが合う)
でも、開放弦だけは合わないのね(^_^;
開放弦を合わせて1/12の音程だけを合わせるか、
開放弦を捨てて11/12の音程を合わせるか。
いたる的には迷わず後者です。
だから、開放弦でのみチューニングを決めようとするチューニングメータはあまり使わないんですよ。。。
ちなみに、以上の原理はギターもベースも全く同じです。
ナットの高さが高いほど、弦高が高いほど影響が大きく出ますのでご注意を。
サドルの位置をあれこれ変えていると、時々6弦とか3弦のサドルの位置がブリッジプレート後部に寄りすぎて可変幅を超えてしまうことがあります。
特にプレートの支点をナイフエッジにしすぎて、更にそれが摩滅しちまった場合、トレモロユニット全体がネック側に寄ってしまうとヤバイです。
その場合、サドルとプレートの間に入っているスプリングを抜きましょう。
これ、無くても殆ど影響はありませんから。
さて、オクターブが決まったところで、再度トレモロスプリングの調整を見直しましょう。
サドル位置が変わったことでユニットに掛かるテンションに若干の違いが出ることがありますからね〜。
さぁ、これでシンクロナイズドユニットの調節は終わりです。
あとは、ナットとチューニングペグですが、、、
そのうち書きましょう。
一応、これで終わりです。
明日からは違う話題にする、、、予定です。
北さん。うまくできましたか?
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コメント
いいな〜、暇なんだ〜。
投稿: へらコブラ | 2005/02/23 20:18
んふふ。
。。。
領収書まとめないと!
投稿: いたる | 2005/02/23 20:23
さて、いつアームかうかなぁ・・・
投稿: 北さん | 2005/02/23 22:56
だぁっ!
9回にわたって書き込んだエントリのコメントが、
たった1行かぁ〜〜〜〜!
北さん、恐るべし。
投稿: いたる | 2005/02/23 23:48
いや、なんかそんなコメの流れだったからさぁ・・
大作お疲れ様でした。保存版にしておきませう。
投稿: 北さん | 2005/02/24 00:10
うぅ~ん、そうだったのか!
開放弦でオクターブ調整しちゃいけなかったのね。
こんなに親切な原理から手順までの説明って見たことないです。
勉強になるなぁ~
あげちゃったストラトをもう一度調整したくなりました。
投稿: matsu | 2005/02/24 00:15
>北さん
2行にわたる壮大なRESありがとうございました。
>matsuさん
そーなんですよ、解放弦で決めちゃうと、ローポジションでのコードが不愉快になるんですよねぇ。。。
ストラトに限らず有効な手ですよ。
アコギなんて特にこの傾向が顕著です。
中でもギブソンは。
そうそ、あくまでも原則論なので、全てに当てはまるわけぢゃぁありませんぜ。
そこんとこヨロシク。
投稿: いたる | 2005/02/24 00:26
ヨロシク<夜露死苦
投稿: へらコブラ | 2005/02/24 12:55
:-p
投稿: いたる | 2005/02/24 14:23