授業料
バッテリーもバックライトも新品にして、心機一転!のPowerBook G3 Pismoなのですが。
先日、悪魔の誘惑「クロックアップ」に手を出してしまいました。
ま、やり方は簡単。
CPUカードにくっついているチップ抵抗を移動するだけ。
これで、400MHzのクロックを最高600MHzに出来る!
1.5倍のスピードだ!
...........
って、思ったんですけど、、、
やってみたらエキスパート級の改造なのでした。
なんたって、チップ抵抗の小ささがすごい。
1mm×2mm×0.5mmほどの抵抗は、ピンセットでつまむのも困難なほど小さくて軽いのです。
ハンダを溶かした、と思ったら、ハンダゴテにくっついたり、ピンセットで弾いてしまい、必死の大捜索をしたり。。。
「小さい」というだけで、たかがハンダ付けがこれほど困難を極めるとは!
さて。それでも根性で移植を終わらせ、さっそく組み上げて起動!
.............
起動せず。
画面は真っ暗のまま。
CPUに付いたヒートパイプだけが、猛烈に熱くなっていく!
失敗!
その後、チップを移植する作業を繰り返し、いろいろなクロックスピードを試しました。
600MHz>起動せず。
500MHz>起動するも、異常加熱により10分で暴走。
やれやれ。。。。
しょうがないので、ノーマルの400MHzに設定を戻し、起動すると、、、、
なんと30分で暴走!あちゃー!!
結局、あれこれやってようやく安定しました。
が。
「このMacについて」を見てみると、なんと350MHzになってるぢゃん!
がぁん!
なんということ。早くしようとして結局ノーマルより遅くなっている。。。
で、諦めました。
ほんで、ヤフオクでCPUカードを落札し、先ほど移植が終わりましたです。
↑
もう、こんなバラシは手慣れたもの。
いやぁ、なんとかこれで復活を遂げました。
それにしても、痛い授業料となったなぁ。
しちりんに3回は行けたかな?
でも、貴重な体験をしたなぁ>と、何とかして自分を納得させるのでありました。
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コメント
SUNGOI!
分解するのは得意ですが、、、いつも元に戻せませ~ん。
そんな、ワタクシ(^^;;;
尊敬しちゃい鱒 :-p
投稿: asa | 2005/02/07 20:18
うわあ
高くつきましたね。
PISMOはアップグレードカードなかったんでしたっけ?
懐かしい! 昔2400Cをクロックアップして使ってました。
Pismoも持ってました。
投稿: norakuro | 2005/02/07 23:35
チップ抵抗は、たぶん1608(1.6mm×0.8mm)と言われるサイズですね。
matsuは最近は1005(1.0mm×0.5mm)サイズを相手にしておりますが、窓際に移動したり虫眼鏡を使ったり悪戦苦闘しております。
米粒に文字を書く達人にお願いしたいッス。
投稿: matsu | 2005/02/08 00:16
>asaさん
あのう、、、結局失敗したですよ(^^;
壊しちゃったわけで。。。
元にもどせませんでした。
>norakuroさん
そうそう、過去にはG4にするカードが有ったんですけどね。
今さがしても、、、
MacMINIの方が安い!
>matsuさん
そーそ!米粒に書く人。そんなレベルの技術が必要ですよ。
っつーか、それを扱っているのね(^^;
虫眼鏡でも見えなくて、デジカメで撮影してモニタで拡大しながら作業してたけど、、、
ダメでした!
降参なのです。
投稿: いたる | 2005/02/08 00:30
ウチの会社にマイクロハンダゴテあるよ。
みんな虫眼鏡みてつかってる♪
Laptopのクロックアップの熱暴走は昔WIN機でもよくやってたなぁ。つか大体失敗してたなぁ、みんな・・(^^;最近のは特に筐体が小さくなって熱処理がギリギリの線みたいだし・・・
投稿: 北さん | 2005/02/08 09:36
マイクロハンダゴテ!
なんて素敵な響き。。。。
って、ハンダゴテでググッたら、色々あるのね。。。
このチョイスを知らない時点で終わっていたのかも!
投稿: いたる | 2005/02/08 18:53