フットコンエレキ、シャフトカット作戦その3、機械加工の巻
長すぎるエレキのシャフトを切ったはいいが、ねじ切りが必要になって、とある秘密工場(特に名を秘す)に行って参りました。
シャフトだけ持って行こうと思ったら、アーマチュアも持ってこいとの指令。
これね↓
モーターの芯です。
これの電気を流すブラシと接触するポイント(コミュテータ)をついでに研磨しよう、って事なんですね。
剥き出しの金属なので酸化すると効率が落ちてしまうのです。
コミュテータ付近の「振れ」を計測してみると、8/100mmぐらい芯がずれてる!
意外にアバウト、、、と思いきや。
けっこうこんなもんらしい(^^;
流石というかなんというか、大らかな米国人。
さて、でっかい旋盤で少しずつ切削していきます。
2/100mmぐらいの切削を数回くりかえし、9/100mmぐらい研磨しました。
一皮むけて、まさにピカピカっ!
眩しい輝き!
これなら効率も上がることだろうね。
(最初はブラシの当たりが悪いので慣らしが必要)
ちなみに、その秘密工場に転がっていた「使いすぎたヤツ」との比較。
ここまで減ると、流石に交換だそうだ。削れないこともないんだろうけど、その先の寿命が見えちゃってるからねぇ。
さて、本題に入ります。
シャフトにねじ切らないと(^^;
って、すでに旋盤にセットされ、プログラムも終わっていたので、なんだかあっさり終了。
ぎょいーぎょいー、ぐぇーーーー、ひゅ〜〜〜〜〜〜〜ん。。。
流石は某モー○ーガイドの試作機を手がける秘密工場。
あれやらこれやら、ここでは書けないノウハウがてんこ盛りです。
ちなみに、シャフトの径は1インチ。25.4mmで、肉厚は2.8mmでした。
かなり肉厚なインチサイズなのです。
国内規格とはちがうんですねぇ。
ちなみにこのネジ。
頭もモーター側も同じネジでした。
なので、シャフトの傷だらけ部分は上にすることに決定!
アウターチューブで隠れるですから〜。
その4に続く。 (と思う)
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コメント
あっ、ドクロ工場だ!!
投稿: へらコブラ | 2006/10/27 20:43
>ヘコさん
ひ、ひみつ工場だよぅ!(-.-;)y-゜゜
投稿: いたる | 2006/10/27 20:50
ロウボートに42ichは長すぎるので、ワタシもシャフトを切りたいと思ってたんです。
でも、調べたらシャフトの上にネジが切ってあるタイプでした。
こりゃ、簡単には切れませんね。
投稿: 上原 | 2006/10/29 20:37
>上原さん
そぉそ、ツアーシリーズ以外の共通仕様なので簡単には切れないんですね。。。。
そんなときには。
切らずに入れ替える!
32inchシャフトをどこからか入手して入れ替えればオッケー(o^-')b
切る手間が省けますよ。
そのシャフトが何処で買えるかはわかりませんけど(^^;
投稿: いたる | 2006/10/29 22:15