防振架台2
昨日の続きです。
そんなわけで、防振架台を製作することにしました。
誰が考えたかはワカリマセンが、「タイヤふにゃふにゃシステム」であります。
(ネーミングのセンスもギリギリですねぇ)
そのシステムの概要とは?
床に自転車のタイヤチューブを並べ、その上に板を置く。
以上です。
これこそが防振架台!
完璧なフルフローティング構造。しかも実に単純!
タイヤって言っても使うのはチューブだけだし、安価に製作できます。
具体的な材料はこれ。
コンパネ(12mmベニヤ板)、タイルカーペット(裏ラバー)、発泡カーペット、タイヤチューブ14インチ用×5個
コンパネは1200×800に切断して更に余分な部分をカット。角はぶつかると痛いのでRに加工。
タイルカーペットは裏がラバーのヤツをチョイス。コンパネに速乾ボンドで貼り付けます。
滑り防止とコンパネその物の鳴りを止める意味でもラバーのヤツがよろしいかと。
500角で300円ぐらいの安物で充分。
これと同じ大きさで、下敷き用の発泡カーペット(ただ単に安いからねー。300角で78円!)をカットし、床に敷きます。
床とチューブの保護用に。
その上にチューブを配置。
空気圧は適当に。
入れれば入れるだけ膨れるワケですが。
その上に先のコンパネ+カーペットを置いて、完成!
タイヤチューブはドーナツ形の形状からか、意外に横には揺れません。
縦には動くのでキックの衝撃は劇的に吸収します。
ま。フローティング構造ですから揺れることは揺れますが、
今回の場合はスツールを置く場所を避けて架台を作りましたので叩いていてもあまり揺れは意識しないレベルに収まっております。
これはもう、本当に劇的に変わります。
色々とお風呂マットやらプチプチやら毛布やらゴムシートなどを加工して様々な工夫をしている人には涙もの!
だって。
キックをガシガシ踏んでも、階下のわんこたちに気づかれないんです!
これはスゲー。
Roland KD-7って、構造上かなりのやかましさなのに!
但し。コンパネそのモノがやっぱり板鳴りします。
ラバーカーペット貼ってあるのでそれでもかなり押さえられているワケですが、その音が若干響くようですね。
とは言え、床材を伝わって行くような音質ではありません。
どん!どん!と鳴っていた音が遠くでパタパタしているような、
部屋の扉を閉めておけば良いような。そんなレベルの音です。
このあたりはコンパネではなくて、もちょっと厚いMDFとか使えばかなり改善されるかも知れません。
けど、今回は低予算っちゅーこって、多少の音は我慢しましょ。
振動が抑えられただけでも大満足なのでありました。
これで真夜中でもパタパタひっぱたけるよ~ん!
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コメント
<下取り希望>
面白いこと考えますね。
デジドラは、そんなに長い間出しておかないでしょう??
どうせ、また倉庫行きですよね。
フニュフニュだけ下取りしますよ。
投稿: 枯れっぺ | 2009/08/21 15:34
>枯れっぺさん
一応、専用設計になっておりますので。
(っても、枯れっぺさんのDTEXPRESSも二本足だから殆ど同じディメンジョンですかね)
なんなら実費で作りましょか?
投稿: いたる | 2009/08/21 16:20