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2009/09/15

霞ヶ浦のペヘレイ>ええ、食べましたとも。

先日のチャプターでヨメが釣ったペヘレイ。
これで外道賞を獲得したのですが、う゛あんちょが言うには「すげぇうめぇ!!」らしい。

ふぅむ。
確かに、食用目的でコレを狙う人々も少なくない。

んぢゃ、一発喰ってみよう!

そんなわけで、まな板の上のペヘレイ。

まな板の上のペヘレイ

ボラっぽいシルエットだけど、魚体は手応えのある感触。
良く解らないまま、ウロコを引いてブチ捌いてみたよ。

まず二枚おろし。

二枚おろし

うわぁ!!白身!
しかも、なんだか透明感のある白身ですけど。

さらには、臭くないんですよ、これが。
あんな水域に生息しているのになぜ?

皮を引いて身だけになれば、シロギスのような気品が出ているよーないないよーな。

とにかく、にんにく醤油と酒をちょいと振り、片栗粉をまぶして揚げてみた。
じゅわー。

できあがり。

ペヘレイの唐揚げ

をを〜、んまそーぢゃないですか。むふ。

忌まわしい過去が脳裏をよぎるけれど、しっかり火は通ってる。問題ない。
とココロに言い聞かせて、ぱく。
 
 
 
。。

 

 
 
旨い!!
 
 
 
いや、驚いた!
サクッとしたコロモの中から現れるふわっとした白身。そのコントラストが絶妙で、柔らかい白身の旨味というか甘みがほのかに香る様はなんとも素晴らしい!

霞ヶ浦臭なんて微塵もないよ(^o^/
なんでだろう?

こりゃ旨いッて!マヂで。
専門で狙う人も居るわけだ、美味しいんだもんなー!

実に不可解だけど、臭くないんです。
バスやギルは捌いているのがイヤになる泥臭いっつーか生臭いのがハナに突くんですが、ペヘレイは殆ど感じません。

下手をすれば(?)刺身でもイケル?
そんな気にもなるほど。。。

意外に痩せ身なので、三枚におろすと「あれっ?」と思うぐらい量が少なくなってしまうのが辛いところだけど、

見直したぞ、ペヘレイくん!
これからは大切にキープすることにします。
 
 
そうそう、それから丸二日経ちましたが、お腹の調子は良好です。
ご安心を。

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コメント

夫婦共倒れにならなくて何よりです

キスのでっかい版って感じですかね・・・印旛にも居るだろうか?

投稿: いの | 2009/09/15 20:34

>いのさん

夫婦共倒れ、、、あははは!
確かにそのリスクはあったなぁ。
印旛にはどうなんだろうね?
聞いたこと無いけど。

投稿: いたる | 2009/09/15 21:20

ペヘレイって言えば

やはり丹沢湖でしょ!
ワカサギ漁がてら、穫りに行く?

投稿: へらコブラ | 2009/09/15 21:53

>ヘコさん

んな遠くまで行かなくても、霞に山ほど居るってば!
どうせなら型モノを狙いたいよね。

投稿: いたる | 2009/09/15 22:03

 その食味から、ペヘレイ(pejerrey)の魚名は、Pez del Rey (王様の魚:王様に献上する魚)に由来するらしいですよ。

 ペヘレイ釣り大会の記事を読んだことがありましたが、ウキ下30cmでブドウ虫か、グルテンが上位にきていたような記憶があります。

投稿: kaga | 2009/09/17 09:06

>kagaさん

「カッツケ」ですね!
ほとんどハリスカッツケってイメージ。。。
泳層を考えれば当然?

そっかー、グルテンで釣れるならお手軽でいいなぁ。
バラケは?
(ギルを寄せるだけか(^^;)

投稿: いたる | 2009/09/17 09:16

まぁスズキ科のさかなは海産のタイですら臭みが強いですから

淡水産は強いのは当然ですね。
ブラックバスやブルーギルなんかそれでも国際的には十分美味い魚です。日本人が淡水臭さにうるさすぎるというよりは

日本では海の魚があまりに簡単に手に入るので、一般家庭の淡水魚の調理方法が断絶してしまったのも日本人が淡水魚を避ける一つの原因ではないかと思ってます。

フランスやアメリカのような文化的な先進国で
蛙やザリガニを普通にとって美味しく食べていますし。

逆に日本人ほど多種多様な奇怪な魚介類を食う民族はいないのに
なぜか一番身近な淡水魚を食わなくなったのはとても不思議なことです。

投稿: ww | 2011/01/17 11:12

>wwさん

確かに。海のさかなは物流や漁法の発展にあやかり手軽に入手出来ますね。
対して、淡水魚が居るべき場所の多くは残念ながら破壊、あるいは汚染されてしまいました。

かつて膨大な漁獲量を誇った霞ヶ浦も、潮止め水門の完成と共に水の流れが止まり、富栄養化してしまいました。
水面を取り囲む護岸は小魚を育む水棲植物を廃し、複雑怪奇な三角波を創り出します。
夏に発生するアオコのにおいを覚えたら、霞ヶ浦のさかなを食べようとは思わないでしょう。

しかし、その結果、膨大な冷却水を得た鹿嶋の工業地帯は発展し、相当の雇用が生まれ、街はうるおいました。
生み出された金属は世界的にもその品質の高さが知られています。

かつて長きに渡り水郷の人々を苦しめた水害がずっと少なくなりました。

いいこともわるいことも同時多発です。
良くも悪くも。

霞ヶ浦のさかなを捌くとき、いつもそんな二律背反のような問題を考えてしまします。
できることなら、淡水魚を美味しく食べられるバランスをなんとか見いだして、末永く保ちたいものですね。

投稿: いたる | 2011/01/17 21:05

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