ウチの「むったん」
ネタがナイので身の回りのギター話題です。
以前、ウチの「ギー太」についてちょいと書きましたけど、今日は「むったん」です。
Fender Mustang シリアルから探ると1978年らしい。。。
これ、入手したのは1979年の夏頃だったと思うけど。
都立富士高校の崖の下にあったフリーダムスタジオさんで中古を買いました。
8万円。
当時はまだフェンダージャパンはありませんでした。
Fenderって書いてあるのは全てU.S.A.だったのね。
ストラトなんてとても高価で高価で。
ラージヘッド、三点止めのスタンダードストラトキャスターが二十数万円してましたから。
今なら新品が半額で買える(^^;
(面白いのは、今70年代のストラトを買おうとすると当時の倍ぐらいの値段が付くんですね。程度に寄るけど既にオールドの範疇に入っているというワケ)
そんな高嶺の花であったFENDERを初めて入手したのがコレだったのです。
コピーモデルではない、本物!オリジナル!
うううぅぅむ、やっぱりホンモノはちがうぜ。
どう違うかというと、、、
あちこち適当 orz....
こ、これがメリケンクォリティーか、と思い知った高校生のおいらでした(^^;
なんつーか、ストリングガイドは曲がってたりピックガードの隙間がテキトーだったり。
当時フェルナンデスから出ていたコピーモデルのほうがずっと安定していたようですよ。
とにかく、こいつは華奢。
軽くていいんだけど、チューニングは難しいしテンション低いし。
ショートスケールですからねー。
ストラト比で言えば、ちょうどナットから1フレットまでの間分短いのです。
ブリッジサドルも独特の丸形で、構造上パリッとした音が出なくて三味線っぽいみょーんとした倍音が混じり、しかもサスティンがとても短いという特徴があります。
良くも悪くもね。
歯切れのよいカッティングなんて大得意だけど、高中のような太くて粘る音はどうひっくり返っても出ません。
んでまた、ピックアップがこれまた低出力で低出力で。
ストラト比で半分ぐらいぢゃね?
ってな印象です。
ターン数が少ないのでしょうね。
音量は上がらず、低音はスッカスカ!
ドスンとした音なんて微塵もなくて、カリカリピロリーン!なサウンドです。
まったく、使用範囲が限られるギターなんです。
ま、当時はコレ1本でなんでもやってましたけどね(^^;
他に持ってなかったから。。。
(おかげでエフェクターは色々揃えたなぁ)
とにかく、ムスタングはムスタングなのです。
これに替わるギターなんて無い。
クルマで言えば、ストラトがクラウンだとすれば、ムスタングはカローラレビン。
ちょいとムリがある?いやいや、そんなイメージですよ。
暴れ馬ですからねー、いろんな意味で。
これを弾きこなす中野梓はタダモノではないよ。
とは言うものの、最近ではすっかり出番が失われてしまったな。
三年前のチャーセッション以来、外に連れ出しておりません。
んー。。。。
今後も予定無いけど、、、、
こいつは一生手放さない気がします。
たまにはウッドストックに持っていって遊ぶかな。
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