ストラトキャスター、修理に出しました。
基本的には自分でいぢくりたいんですけど、さすがにネックの捻れは手に余ります。
こんなときは、頼りになるリペアファクトリー、Thorn Tree (ソーンツリー)にお任せなのです。
工場にお邪魔するのも久し振り。
マイスター斉藤さんもお元気そうで。
工場の中は相変わらず面白そうなアレコレで埋め尽くされています。
何気なく置いてあるネックが柾目のスゲーヤツだったりすることも普通なので、うっかり手を出せません。。。(^^;
以前、看板猫だった「たろう」君は既にお亡くなりになっていて、今は二代目の「チコちゃん」(メス)が出迎えてくれます。
ってかさ、わざわざ不安定に立っているツィードケースに昇らなくてもいいから。
まんまるで高級毛皮をまとった美女ですよ。
さてさて、ネックですけど。
あー、曲がってますねー。と一言。
とりあえず、サドル調整からスタート。
トラスを緩め、ネックジョイントにシムを入れたりしてあれこれやってましたけど。。。
やっぱり妥協点が見えません。
うぬぅ、手強い。
こうなると、三つの提案が。
1.フレットの摺り合わせでなんとなく高さを揃えて、逆反り部分を目立たなくする。
2.ネックにヒーターをあててゆっくりと矯正する。
3.リフレットし、指板を削って修正する。
というコース。
下に行くほど高価になりますが効果も高い。
1はお手軽だけど、場所によってフレットの高さの違いが出てしまう。
2はギブソン系に比べフェンダー系はその効きが弱く、戻ってしまうこともあるかも。
ってことで、ココはリフレットを選択しました。
フレットを引っこ抜くわけです。
なんだかオオゴトになってきたなぁ。
んでも、ここまでやってしまえば安心ですからね。
どうせ打ち替えるなら、ジャンボフレットにしよう!
フレットって、こんな巻物だったのね。。。
(巻物ではないストレートなヤツも沢山ありました)
ノーマルストラトのか細いフレットはキライぢゃないんですけどぉ。
ウチにあるボニーレイット仕様のフレットが弾きやすいんですよ。
なので、それのイメージで。
元を辿るとそれはSRV仕様って事になるんですかね?
まぁ、なんでもいいけどコレはグリッサンドしやすいのです。
指を動かしやすいのが最大のメリットです。
丸大豆 拡大図。
こんな小さな部品ですけど、音程を決める意味ではとても大切な部品なのです。
あとは出来上がりを待つだけだ。
一ヶ月見てね、って言われているけど、大抵はそれより早く出来上がるからなー。
愉しみに待っているデスよ。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- Bar Engchang 25周年記念ライブ!に行ってきたよ(2025.04.12)
- ブロードキャスターをいぢる(2025.02.12)
- 仙人、、いや、1000人ロックにエントリー!(2025.02.07)
- ギター持ってセッションへ at西荻窪ヘブンズドア(2025.02.01)
- ギター買った Fender Custom Shop Ltd 70th Broadcaster Jrm(2025.01.27)
コメント
あら、
おおごとに・・
高くつきそうですね。
新品を買った方が安かった??
投稿: 枯れっぺ | 2010/05/05 20:55
>枯れっぺさん
オオゴトですね。
でも心配ご無用。
新品を買うよりお安いのです。
投稿: いたる | 2010/05/05 22:54