グリップ移植術
さてさてさて。
ロッドの掃除をしていたら、
激しくティップが折れた竿がありました。
そして。
グリップの無い竿がありました。
どちらも同じ型番。
となりゃぁ、グリップだけ差し替えればニコイチ出来上がりぢゃん。
そう考えて保管していたんだろうな。オレ。
で・も。
いままで放置されていた理由もスグに判明。
だって、グリップが抜けねぇんだもの(^^;
ガッチリ接着されてやがる。
ウエダのPro4は基本的にグリップが抜けます。
メンテナンスや生産性を高める為にそんな仕様にになっていたんですが。
これがユーザーには少々不評でした。
グリップエンドまでブランクスが貫通しているイメージが好まれていたのです。
(今でもそうだよね)
感度は変わらないんだけどな。
ま、そうは言ってもニーズがあればメーカーは対応しなくちゃ、ってことで、、、、
とりあえず接着した仕様がしばらく出回りました(^^;
(EXの初期バージョン)
ティップが折れた竿はそれだったんです。
だから、抜けない!!!
グリップの無い方は後期のヤツで、
「やっぱ接着しても意味なくね?」と気付いた糊無しバージョン。
ま、製品というのは色々ございますのよ、ってことで(^^;
とにかくだ。
引っこ抜こう。
そしてニコイチ。
手間を掛ける価値のあるロッドだからな。
接着したブランクスを引っこ抜くには、、、、
グリップ(リールシート)を削り込んで、っていやいや、逆か。
ティップが折れているんだから傷めるのはブランクス側。
んなわけで、加熱加熱!
工業用ヒートガンでガーッと行きますが、
過熱注意です。
あっという間に表面のクリアがめくれ、リールシートが柔らかくなってしまうので、
ブランクス中心に当てていくんですが。
ブランクスの樹脂も溶け出してしまう(^^;
もはやロッドとしては完全終了。
やり過ぎ注意。
それでもナントカ抜いたのが上の写真です。
リールシートのネジ部は少々の修正が必要でした。
ここまで来れば、
あとはブランクスを挿すだけで完成っ!
ニコイチ出来上がりです。
これで現役ロッドが一つ増えたー(^o^/
折らないように気をつけようっと。
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