折れたアームのカケラを取り除こうとしてどうにもならなくなったストラトキャスターのシンクロナイズドトレモロユニット。
イナーシャブロックだけを交換するつもりが、丸ごとアッセンブリで買っても殆ど値段は変わらないという不思議なプライス設定により全交換となりました。
今回のは、なかなか評判のヨロシイ、
フリーダムのSP-ST-O1という国産ユニット。
っと、寸法はインチですのでジャパン物にはすんなり付きませんぜ。
トレモロユニット、アームはもちろんの事、
スプリング5本、ハンガー、ビス類もバンドルされてますです。
これがなかなか美しい。
流石は国産、各部の仕上げが丁寧なのです。
例えば、6穴の取付ビスが当たるナイフエッジの鋭さ!
丁寧に皿もみされております。
ココはアーミングの精度に関わるトコロ。重要です。
(とは言え、エッジが立ちすぎても耐久性が落ちるだけなんだけど)
更にはだね、ブリッジサドルの下の、ベースプレートと弦が当たる部分も丁寧に面取りされている!
うっは。よくやるねー。
確かにノーマルは角が立ってて弦が痛そうだw
でも、サドルはフェンダーのノーマルを移植したんですよ。
使い慣れたサドルが一番なんで。。。
そしたら、折角の面取りもサドルに弦がぶつかってしまい、
全然意味ない状態になっていることは内緒にしておこう。
(フリーダムのサドルは長穴が長いのでその問題はありません)
ちょっと気になったのは、付属している6本のビス。
フェンダーノーマルより短いんだけど。。。
左がUSAビンテージシリーズのノーマル、右がフリーダム付属。
アタマ下の寸法で32mmと25mmです。
小さいビスはでかいビスの代わりにはなりません。
ここは交換したかったけど、取り急ぎノーマルを使用しました。
この辺は年代により様々あるから一概には言えない難しいところだねー。
それ以外はバッチリです。
そのまんまあっさり移植出来ます。
そして。
音にはどれだけの劇的な変化があったかというと。。。
かわらね。
同じだ同じ。
いや、いいんですよそれで。
変わっちゃまずいのだ。
いかにもストラトなご機嫌サウンドに一点の曇り無し!
なのでありました。
あ。
スプリングが新しいからか、アーム作動がちと固いね。
ハンガースクリューを緩めて調整してますが、そのうち馴染む事でしょう。
フェンダーUSAのブリッジ精度にご不満をお持ちのあなたにはオススメです。
サウンドハウスで8800円でした。
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