古いエレキをいただいたよ
モーターガイド775
MotorGuide Beast 775と言えば、20年近く前に出された当時のフラッグシップ的な高級機種でした。
当時は最強でも24Vでしたから、24-36V切り替え式のコイツは凶悪そのもの。
スラストパワーは65lbs.になってますけど、これってば古い表記なので今で言えば75lbs.ぐらいらしいです。
もちろん古いとは言え、くれるぐらいなのでまともではありません。
ぶっ壊れてます(^^;
外見はボロイね。時を感じます。
なつかしの忍者プロップ2枚もの。
当時はダグハノン3枚ペラとかマチェットIIIなんてアリマセンでしたから。
んでもこの2枚ペラはトルクを乗せやすくて今でも秀逸だと思う。。
にしてもこのペラ、汚いけど削れや汚れが少ないな。
フットペダルも今とはノンスリップ加工の柄が違います。
当時はツアーシリーズも無かったから、全部コレでした。
1本ワイヤで頑張ってたんです。
ツアーでお馴染みのあのペダルは、この時で言えばマーキュリー・スラスターのペダルそのものでした。
オトナの事情が色々あったんでしょうね、きっと。
なにはともあれ、電池繋いで回してみたですよ。
をを、元気に回るぜ!
。。。。
ひたすら回るぜ(^^;
バリアブルが全く効かず、すべてのポジションで全開になってしまうま。。
危険過ぎるな、この壊れ方。
とりあえずバラして見た。ら。。。
なんと、中身はすげー綺麗!
焼けた跡も錆もない。
ブラシカスも殆ど無い!
ピカピカだぜアーマチュア。
20年の時の流れを否定するかのごとく。。
全然使っていなかった様子ですよ。
あれこれチェックした結果、どうやらモーター内部のデュラアンプモジュールが死んでいる様子です。
巨大なヒートシンクにディスクリート構成で組まれた丸見えのデュラアンプモジュール。
ふるっ!
でっかいヒートシンクが相当の発熱量を予感させますが、その放熱効果もむなしくぶっ壊れています。
この部品、さすがにもう入手不能。
アナログ回路は殆ど絶滅だもんなー。
さてさて。これはどうしたものか。
アーマチュアサイズは今のツアー82と同じですが、
コミュテータがナローサイズなので限界が低いかも、です。
デジタルコンバージョンキットを入れて、
ワイドコミュのアーマチュアを組めば相当使えそうな気はしますが、
部品代だけで軽く6万円以上掛かるしー。
取り急ぎ、デュラアンプモジュールが手に入れば使えそうなので、
しばらくはあちこちでガラクタ掘りでもしてみましょうかね。。。
ああ、愉しい(o^-')b
| 固定リンク
「ボート・エレクトリックモータ」カテゴリの記事
- エンジントラブル(2020.08.10)
- パーキングエリアにて(2020.08.02)
- イーストワンカップ、冬の陣2020(2020.02.14)
- おニューラッピング(2019.04.02)
- バウデッキ修理からの、、、カーペット貼り替え!!(2019.03.03)
コメント