ハモンド電源問題
ハモンドオルガンは仕向地により様々な電源仕様が有るわけですが、
今回入手したのは米国仕様、120V60hzなのです。
これ、関東ではまずいことになりましてね。。。
ハモンドの発振器はモーターを廻して音を作ります。
要するに電源サイクルを機械的に分周して作るので、
周波数が低くなるとその分キッチリ音程が下がってしまうのですよこれが!
困った設計ですが、基本は80年前に作られた物ですから、文句を言っても始まりません。
専用の周波数変換器(サイクルコンバータ)ってのがこの世にありますが、
新品はこのハモンドより高いという有様。。。
ってなわけで、頭を捻ってAC100V→DC12Vの電源を用意しました。
じゃじゃーん。
右側がその電源。
こいつで家庭用交流100Vを直流12Vに変換します。
なんとなく30アンペア。
中華製3500円。
そして、左の青いヤツは、DC12V→AC100Vのインバータ。
車内生活には欠かせませんが、他にもあるのでちょいと拝借。
これで先の電源で作った直流12Vを家庭用交流100Vに変換するのです!
ポイントは、この時に周波数が選べるインバータだってトコ。
50hzか60hzかはスイッチひとつで決められるのです!
便利でしょう??
。。。。ってか、、、
それぞれの装置ごとに熱損失が有るわけで、
実際のトコ効率は悪いよなwww
さらにこの後、ステップアップトランスで
AC100V→AC120Vに嵩上げするという三段構え。
たかが電源に随分な仕掛けw
ややこしいなw
ここまでしないと50hz→60hzの変換が出来ないとは。。。
イマドキの機材ならインバータ内蔵で100〜240Vまで何でもきやがれ!
ってのも普通に有るけどね。
ちなみにウチのハモンドさん、消費電力は0.8Aって書いて有るけど、ホントなんだよね?
120Vで0.8Aだと100Wぐらいだ。
B-3やC-3とは違って最新式(当時)のX-77は増幅系がトランジスタだからそんなもんか。。。
(真空管だと電力消費もそうですが、本体値段がどーんと上がります。軽く一桁は違うw)
そーいったアレで、
一抹の不安が残りつつもとりあえず電源問題は一段落。
来週後半にはちょっといじれるか、、、な?
※あ、モーター廻すからインバータは正弦波のやつですよ。
ここ重要。テストに出ます。
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