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2018/02/17

つい、ポチってしまったColeman Peak 1

いやー、なんかねーwww

先日アップした442はオレ的ガソリンストーブとしては3代目でしてね。
30年ほど前に初めて買ったのがコレでした。

P1
Coleman Peak 1
Lightweight Backpack Stove Model 400A

まぁ、442とほぼ同じといえば同じなんですけどね。
何が違うって、そりゃーあなた。

2レバー。

P12

赤いメインバルブのレバーと、
現行モデルには存在しない火力調整とクリーニングのための黒レバー。

これが実に優秀なんだ。

ってかオレの442も強引に2レバー化してあるので、
実質何も変わりゃしないんだけど、、、

なんつーか当時を思い出して思わずポチっとなw

そんでもってコレ。
なんとまだ火を入れていないのです!

その証拠の、、、
キレイなバーナーボウル!!

P1_2

銀色のやっすいメッキがバッチリ残ってる。
赤ガスで焚いたら一撃で真っ黒ですw

そーいや当時の初代ピーク・ワンも、
ココが錆びすぎたなー。
ジェネレータもパッキンが終わり、
脚も曲がり、
あちこち歪んでお役御免になったのでした。

その後、
軽量なMSRウィスパーライトを購入したのだけど、
火力調整が出来ないのが面倒で放置。

ついには二代目ピーク・ワン(現在所有のもの)購入となったわけです。

現行442等の1レバーでも、そこそこ火力は調整できて、
MSRより使いやすかったし、ね。

(とはいえ、やっぱり2レバーでしょw ってことで改造な)

そんな2レバーだけど、
実は致命的な欠陥があります。

それはね、

ここ。

P1_3

レバーの根本のパッキン。

寿命が終わると燃料漏れして火だるまになります(ノД`)~゜。

赤レバーの方は、最近ではOリング2重仕様になって安心なんですけど、
黒レバーは構造上熱を持つのでゴムやシリコンでは対処しきれないのでしょうね。

グラファイトのパッキンが組まれているんです。

カーボンですね。
言うなれば、鉛筆の芯!

なので、上の写真の「スキマ」は大事なポイント。

鉛筆の芯は潰れながら密閉する仕事をこなすので、
ガンガン締めたら即終了。

燃料漏れたら、
漏れなくなる最低限で締め上げるのが最良というワケ。

当然スキマは空きます。

っつーか、隙間なく締め込んであったら、
もう寿命はしれている。
あるいは終わってるってコト。

しかも!
そこだけ部品で出てないので修理不可!
ジェネレータ交換にて対応というお高いコース。

いー塩梅でバンバン焚いてると、
ジェネレータが熱くなって
この黒レバーからぽったぽったと炎が垂れるのです\(^o^)/
とんでもない仕様w

知らない人はビビるよな。
というか対応悪いと火災だよな。

そんなリスクがあって、
現在では廃止されちゃったのかもしれないですね。

さて、
刻印はコレ。

P187

87年製ってことでイイんだよね、きっと。

31年前。。。

オレ、何やってたっけかな?

バイクには乗ってたなー。
ツーリングで、、、

そーだ!
そもそもツーリング先でコーヒーでも淹れようと、
GIポケットストーブ買おうとしてたんだ!

当時はミリタリーショップで安く出てたんですよ。
ありふれていたので3千円も出せばまともなやつが入手できた時代。

でも、
バイク仲間のセンパイが、
それはちょっと扱いにくいからマシなヤツってことで教えてもらったのがコールマンのピーク・ワンだったというワケ。

そーだね、GIストーブは火力調整出来ないもんねw
ご飯焦がした哀しさとか知らないだろメリケン人。
(火力調整とかより炊き方の問題だろ!という正論は受け付けません)

。。。

思えば随分な時が過ぎたもんだ。

そしてコレはいつ火入れしよう。。

もったいなくて出来ねぇ(ノД`)~゜。

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コメント

ガスケットでダメなら
ドラグワッシャーに合うやつないですかねぇ?
カーボンだとは思うんですが。

投稿: Kenneth.K | 2018/02/19 12:31

>Kenneth.Kさん

軸方向の密閉が主な任務なので、ワッシャーでは対応できないと思われまする。

グラファイトパッキンって竹輪状になっていて、
その穴にレバーのシャフトが通るのです。

ナットで締め付けて潰れつつ密閉の仕事をするという自己犠牲野郎ですw

どうやらカーボンシートを巻き付けて対応するというのが現実的なようですね。

投稿: いたる | 2018/02/19 14:55

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