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2020/03/29

CB900F復活への道-その11 フロントブレーキ、キャリパーをいぢる!

CB900Fのキャリパーは750同様、年式によって2つに分けられます。

78-80年のシングルポットと81年以降の2ポットもの。
FZ,FAがシングルでFB,FCが2ポットです。

当時最先端の2ポットも21世紀の今となってはちょっと寂しい装備です。
モノブロックなので剛性は十分なんですが、キャリパー自体が左右に振れる必要が有るため、その機構がスムーズに機能するようメンテナンスする必要があります。

ってかココが錆びやすいんですね~w

んで、今装着しているキャリパーは、、、
CBR400F(NC17)のもの。
いわゆる「バッテンキャリパー」ってヤツ。

30mm

ポット径は30mmの2ポット片押しで、機構や容量は同じ。
よって、効きも同じです。

CBX750の32mmだったら効きが良くなるはずなんだけど、ブツが少ないので入手困難なんです。

ちなみに、FBのリアキャリパーは27mmと小径です。
間違えて発注しないように気をつけましょう。
(14年前にやっちまったオレ。。。)

Photo_20200415171901

ともあれ、10年以上放ったらかしなので、ピストンシール、ダストシールは容赦なく交換っすね。
45209-166-006 ピストンシール
45109-166-006 ダストシール

バラしてみたらピストンの錆も目立つので交換っすね。
45107-MA3-006 キャリパーピストン

キャリパー自体をスライドさせるピン(スリーブ)も錆でちゃったから交換っすね。
45111–MA3-006 スリーブ

その原因を作ったラバーのブーツも破れていたので交換っすね。
45133-166-016 ブーツ、ピン

ブリーダーボルトも錆びてるから交換っすね。
43352-568-003 スクリュー、ブリーダー

Photo_20200415171902

ふぅ。これだけでもなかなかの金額になりますだ。
でもブレーキの重要部品だからケチれないよねー。
ともあれ今でも新品が入手できることに感謝であります。

メンテナンスのキモは、
ピストンシールが入る場所の掃除をしっかりとしておくことが大切。
やっぱり時間が経っているからフルードが結晶化したカスがこびり付いていますからねー。
キャリパー自体に傷を付けないように気を使います。

組み立ては簡単。
シリコングリスをシールに薄く塗布してセット。
ダストシールも同様に入れればピストンもスルリと入るのです。

っつーか入らないようならメンテ失敗ぢゃんw

 

新品のスリーブもグリスを多目に塗布してブーツで閉める。
ピンボルトもスムーズにブラケットへスライドするようクリーニングしグリスアップ。

 

はい出来上がり!
パッドはデイトナの安い方だw

Photo_20200415171903

うむ。
金色に輝くキャリパーピストンの美しさよ(o^-‘)b

Photo_20200415172001

。。。と。

一通りメンテナンスを終わらせたのですが、
まだ組付けには至らずです。

 

ってか、もしかしたら使わないかもしれない??

…かもしれないw

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2020/03/22

CB900F復活への道-その10 フロントブレーキ、マスターシリンダーをいぢる!

CB900Fのブレーキシステムは、その当時最先端であったトリプルディスク仕様です。

フロントが2枚、リアが1枚で、絶大な制動力を誇る。。。。のは前世紀のお話w
今となっては貧相なフロントブレーキ。重すぎるリアブレーキ。

慣れればどうってこと無いんですけど、ジェベルのモタード仕様を乗ってしまった身としてはかなりツライ。
あの320mmディスクは凶悪だもんなー。

指一本で制動可能なのですw

ともあれ、それは後で考えるとして。
まずは使えるようにメンテしておかなければなりません。

ちなみに、フロントのマスターシリンダーは当時流行ったNC30用です。
(VFR400R)
リザーブタンク別体式でちょーレーシーでカッコよかった!
(今ではありふれておりますが)

Photo_20200410161901

とにかく分解ね。

マスターシリンダーのピストンを抜く。
サビサビだなぁ。

Photo_20200410162001

想定の範囲内ですが、サークリップを抜けば外れます。

 

んで、そのピストン周り。
重要部品ですが、デイトナからリプレース版が出ているので買ってみました。
安いしw

Photo_20200410162102

ひとまず取り付けてみたんだけど、、、
なんとなくしっくりこない。

んー。

外して見比べる。

Photo_20200410162002

と。

長さが微妙に違うぜぃ。
いいの?

このピストンのカップ。
無負荷のときにはバネで戻されるわけですけど、マスターシリンダーにある小さな穴を開放しなけりゃならないんです。
そのときにブレーキオイルラインとリザーブタンクが小さな穴で繋がってフルードが若干移動する必要があるからです。

その穴ってのがカップの縁ギリギリに開いているので、寸法が合わないと抵抗になったり最悪塞いでしまうことになるわけで。
デイトナさんもちゃんと研究して作っているとは思いますが、この長さの違いが気になって気になって、、、

結局ノーマルのピストンセットを買い直しましたw

45530-KV3-305 フロントマスターキット
14mmです。

ここで不安になるのはイヤだもんなー。
ちゃんと使えるのかもしれないけど。

そーいえばリザーブタンクはボロボロでした。
クラックだらけで使い物にはなりません。
ほんの30年しか使ってないのに。。。

ので、新調したっす。
テキトーな安物をポチっておいたら、
なにやら見慣れたロゴが書かれたコイツがやってきましたw

B

なんだこのB印
まさか本物?
のワケないな。無い無いw

まぁ使えればどうでもよろしいです。

ついでに、ブレーキホースも新調。
メッシュホースだって何十年も使えるわけではないもんな。

Photo_20200410162101

ちなみに安物です。
漏れなければ問題は無いハズだよね~?

とりあえずは仮付。

Photo_20200410163701
残りはキャリパー組んでからやっつけましょう!

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2020/03/20

CB900F復活への道-その9 フレームさらに丸裸作戦!

まるはだかにしたフレーム。
この際ですから塗装しましょう。

ま、サビが隠れるぐらいね。

なんて思いながらサンディングしてたんですが、
細かいところが磨きにくい。

ってか磨けない!

なんつーか奥まった場所で錆が進行中なんですよねー。

というわで、、、、

行ってきます!( ー`дー´)キリッ

Photo_20200406165701

完全、でもないけど防塵装備完了!
(コロナウィルスには何の役にも立たないけど)

そして、サンドブラストでブシャー!!!

Photo_20200406165801

いやもー、デカイからブラストキャビネットには入りません。
ブルーシートでなんとなく囲って吹きましたよw

これでも砂飛び散ってそれなりの阿鼻叫喚でありました。
ブルーシートの上に落ちたやつだけは回収〜。

サンドブラストはやっぱり頼りになります。
要所のみ吹いたんですが、
バンバン錆が吹き飛んで気持ちイイ(*^^*)

コンプレッサーのほうが音を上げそうなんで、程々に切り上げました。
20年前の2馬力モンには少々キツいお仕事ですから。

ともあれ下地はなんとか整ったので、
そそくさと塗装っす。

Photo_20200406170301

缶スプレーのウレタン物で塗ってみたけど、、、

ちょっとイマイチかな。

というのも気温低すぎなんですよねー。
真冬にやるもんぢゃないですよねー。

でもココ塗らないと何も進まないんですよねーw

はい、妥協妥協。
諦めも肝心っすよ。

ショーモデルぢゃあるまいし。

これが塗り上がったら、遂に組み立てフェイズに移行です。
とはいえ、ココからが長いのです。
折り返し点ではなく、
スタート地点なのかもね。

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2020/03/15

JBマスターズ第1戦 霞ヶ浦

今年のマスターズ初戦は、なんと霞ヶ浦!
いつもは河口湖で、例年釣れなくて寒くて地獄のような開幕戦になりますが。。。

霞なら少しはマシぢゃね?

。。。なんて思っていた時期がオレにもありました。

土曜日の初日は、朝から降り出しそうな曇天。
アウターをビッっと決めて会場へ。

1_20200406162201

はい、皆さんマスク着用ですね。
コロナウイルス対策は重要っす。

んで、、
釣りが始まってスグに雨が降り出しました。

なにやら存在感のある雨。。。

じゃなくてミゾレ!

昨日の暖かさなんてどこかに消し飛んでしまうほどの寒さ!
これにはまいった。

なんと、朝の気温が一番高かったのです。

その後ガンガン下がっていき、
殆ど雪混じりのような雨。

暖かなアウターだけでは歯が立ちませんでした。
インナーからビシッとしてなければダメなレベル。

一日中震えつつ釣りをしていましたとさw

しかも釣れない!
生命感まるで無し!

ああぁぁぁ。

初日終わってから健康ランドの湯船に浸かり、ようやく解凍されたような気分でした。

 

開けて二日目はイイ天気!

なんという格差w

でもね、、、、

何も釣れなかった(ノД`)~゜。

 

ええ。二日間丸ボーズ。
初戦にして見事に砕け散りましたとさ。

こーなりゃ第二戦の三瀬谷ダムでなんとか巻き返しを図るしかないな!

と、胸に誓った開幕戦でありました。
ぷしゅう〜〜

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2020/03/09

御礼

ええと、すっかりサボっておりましたが、、、、すみません。

父の葬儀は無事に終わりました。
コロナ禍の真っ只中にありまして、多くの方より弔問を頂き、誠にありがとうございました。

Photo_20200406160501

あらためまして、御礼申し上げますm(_ _)m

様々な面で友人たちに助けられ、なんとか終えることができました。
心より感謝いたします。

色々と至らぬ点もあったかとは思いますが、多目に見てください。
慣れませんし、慣れたくもないですw

後は納骨式です。
身内のみにての予定ではありますが、

一向に収まる気配のない新型コロナウイルス。
見通しがつきませぬ〜。

ともあれ、
今後とも宜しくお願い申し上げます。

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2020/03/03

父、永眠す。

3月1日、父が永眠致しました。

多感な幼少期を戦果の元で暮らし、昭和の高度成長期をその身で支え、平成の世の中を堅実に生き、令和にて永眠致しました。

性格的には自分とは真逆で堅実質素、無趣味。
そんなもんでソリが合わない部分も多く、反目する事も多々有りましたが。

最後は苦しむ様子も無く眠るように胸の鼓動が止みました。

いつかは訪れる日と思いつつもその日を迎えると寂しいものです。
ここ最近は昔の事を良く思い出していました。
今日の日をゆっくりと迎える時間をくれたのは利運と言えるでしょう。

葬儀は地元練馬区大泉学園にて質素にとり行う予定でおります。
身近な方々にはお手数をかけるかもしれませんが宜しくお願いいたしますね。

そして父に関してお世話になった方々に厚く御礼申し上げます。

Photo_20200304004201

葬儀日程が決まりました。
とは言えコロナウィルス関連にて緊急事態にある昨今です。
近所の斎場にてちんまりと執り行いますので近場の方はよろしくです。
にしても、読み取りにくい地図w

訃報
故 桂川 豊重 儀
3月1日(85歳) 永眠致しました
生前の御厚誼を深謝し謹んで御通知申し上げます

通夜及び告別式は下記の通り執り行います
          記
通 夜 3月5日 午後6時00分〜
告別式 3月6日 午前10時30分〜11時30分
式 場 大泉橋戸会館
住 所 東京都練馬区大泉町6-24-26
喪 主 桂川 節子(妻)

お問合先 株式会社コムウェル板橋営業所まで
TEL 03-3967-4141
FAX 03-3960-1336

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