中華モンキーはモンキーを名乗る通り、前後ホイールは8インチです。オリジナル同様の思い切ったサイズですよね。
それでちゃんと真っ直ぐ走って曲がれるのか?というと、、、まぁそれなりにw
ホイールベースも超ショートですから、安定性ってのは可愛さと引き換えになっているわけです。
モンキーの代表的な改造としてホイールのサイズアップやリアスイングアームの延長などがありますが、より安定した走りを求めれば当然の方向ですよねー。
でも、この偽モンキーにおいては、モンキーらしさを失ったらもう生存価値がなくなってしまうのでは?と考えるわけでして。いつまでもちっこくてマンガチックなスタイルでガソリン燃やして走っていただきたいわけです。
でも、不安定なハンドリングは不安でしかない。。。
ので、ステダンを装着しました!
ステダン。ステアリングダンスパーティーの略称です。このダンパーが外れたとき、ライダーは恐怖のダンスを踊ることになるという伝説の魔装具。
アマゾンでポチりました。3800円。ちゃんと動くのか怪しいけれど、この値段ならネタぐらいにはなるでしょ?的な感覚w
実物を手に取ると、普通でした。。。普通にダンパー効きます。
ダンパーの強さを5段階ぐらいで変えられるダイヤルがありますけど、その切り替えが妙に硬いってのは値段なりってとこ。
とはいえダンパーとしては作動します。
ステアリングが左右に作動する動きをダンパーで抑え込むという、考えてみればかなり強引な装置です。
けど、8インチホイールでは挙動がクイック過ぎるので、ヤバいところをうまく抑え込んでくれる、、、ことを期待しての装着です。
実際、走行中に片手離すとかなり不安定なんですよ。怖い。
大型車では両手離せますけどモンキーでは夢の世界です。
さて、このダンパーは汎用なので、そのままでは取り付けられません。
ボディー側のステー、ステアリング側のステーが必要になります。
ステアリング側はフロントフォークアウターをくわえ込むクランプが付属してましたけど、サイズが全然合いません。
この偽モンキーのアウター径は34mmですが、付属のクランプは30mmでした。残念。
ボディー側はメインフレームに固定するんですけど、U型クランプ40Aが使えるとのことでホームセンターで買ってきました。200円ぐらい。
それと、L字金物。厚さ2mmのもので若干よわっちぃけど、まぁいいっしょ。
それを穴あけ加工して余計な部分を切れば出来上がり!
思いのほかうまいこと付いてその気になったので、ステア側もなんとか付けたくなって付属のクランプをサンダーで削り込んで無理やり取り付けてみました。
まぁ仮付けですけど。まともなクランプはポチっておいたので後日入れ替えましょう。
はい、こんな感じで。
下から覗くとよくわかりますね。
しっかりと固定できてます。グラついたら意味ないもんね。
さて、肝心の効果ですけど。
なかなかのモノです!
ダンパー最弱の状態でも不安なブレがなく、急な挙動が抑えられてる感がしっかりとあります。
かといってステアの初期作動が硬いとか妙な癖があるとかは、、、若干ありますけどねw
それでもステアリングから片手離せる安心感はとても( ・∀・)イイ!!
ダンパー強めると、、、明らかにやり過ぎ感w
最弱からもっと弱くしたいぐらいですけど、まぁコレで良いか。
ステアリング側のクランプ位置と角度を検討し、ピロボール部分をステアリングステムに寄せるセッティングにして居るんですけど、これ以上は弱く出来ない感じです。
ともあれ、こいつは効果アリ(o^-')b
もちろん、ホイールサイズやホイールベースは変わっていないので根本的な特性はそのままです。
ですが、ステアが急に切れ込んだりする不安な挙動がぐぐっと減ったのは間違いありません。
総額4000円チョイの部品代でコレ出来るなら文句なし!
(耐久性はどーだか知らんけどなw)
最近のコメント