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2025/01/27

ギター買った Fender Custom Shop Ltd 70th Broadcaster Jrm

なんというか、、、やっちまいました。
予算もないのにヤフオクてポチるとか、、まさかオレサマがやらかすとは。

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っつーのも、タイトルに有る通り、カスタムショップ物です。
お高いんですよねコレ。
こんなのは信頼できるショップで買うものだと思っていたのに、魑魅魍魎が跋扈するヤフオクでポチるとは自分でも考えていなかったです。

まぁ、ずっと以前から欲しかったギターなんで、スペック見ただけでヤラれました。

  • 太いネック(ローフレットの厚さがあるタイプ)
  • ラッカー仕上げ(剥がれやすいやつ)
  • クラシカルシェイプ(ボディー角の面取りが小さい)

という必須条件に加えて、こいつはカスタムショップ製。しかも限定品。しかもしかも自然な風合いに加工されたジャーニーマンレリック仕上げと来たもんだ。
気がついたらポチってたぁ┐(´д`)┌

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ラッカー仕上げがイイ。ウェザーチェックばりばりです。
(4年前の新品ですw)

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はい、ここで重要なポイント。
これはテレキャスターではなくてブロードキャスターです(^o^/
(試験に出るぞ)

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ヘッドストックにがっつり書いてありますw
テレと何が違うの?といえば、
より古いモデルである、という点ですね。

でもって裏側には燦然と輝くカスタムショップの証。

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フェンダー社製特別店限定品。
なんたって2020年に制作された70周年記念モデルなのです。

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ネックプレートにも刻印あり。
70周年のブロードキャスター。
当然ながら認定書も付属しております。

さて、これはジャーニーマンレリック仕上げ。
新品のピカピカではなく、大切に何十年も弾かれたように見える加工がされております。
だから、先のヘッド裏写真にあるマシンヘッドもくすんだように表面加工されていて鈍い光沢を放ちます。

同様にブリッジも時を感じさせるサビ加工が加えられているわけです。

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真鍮製サドルの腐れ具合、各ボルト類のサビもいい感じに作ってあります。
言っときますがコレは4年前に作られたほぼ新品のギターですからねwww

とりあえず、張られていた弦が完全に死んでいて細いものだったので撤去。
いつもの12−52に張り替えました。
(どうやらメーカー推奨は10−46でセッティングしてあるらしい)

で、びっくりしたのがナットの仕上げがクソ雑ε- (´ー`*) フッ

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うん、なんかガバガバでした。とても10−46に合わせてあるとは思えない雑な仕上げ。
特に4弦の削りとか鋭角に深すぎていて、適合していないナットファイルで削ったかのようです。
選別した木材を使って専門のルシアーさんが制作しているのが売りのカスタムショップにしてはお粗末な加工じゃぁありませんか。
12−52は結構太めな場合もあって、無理に入れるとナットに多大な負荷をかけてしまうことも有るのですが、これはガバガバでした。

とはいえビビリが出ているとか音詰まりがあるとかではないので演奏にはなんら問題ないことではあります。
もしかして前のオーナーさんがヤッチマッタ可能性もありますしね。
弾いていて不具合でない限りはこのままかな〜。

さて、こいつはブロードキャスター。
なので、コントローラーがブロードキャスター配線になっております。

  • スイッチ位置がネック側でフロントのトーン回路(固定)
  • 真ん中でフロントP.U.ストレート
  • ブリッジ側でリアとフロントのミックスでブレンダー回路。
  • ノブはマスターVol.とブレンダー。(リアの音にフロントを混ぜられる)

。。。いやコレ使えねぇぇぇぇぇ!!!
要するにトーンコントロールが無いんです。
発売当時と同じ仕様にわざわざしてあるんですけど、70年後の今では理解不能回路w

ってことはフェンダー社も重々ご承知のようで、テレキャスターと同じコントローラも付属されていました。

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うん、マスターVol. マスターTone
コレでいいんだよコレでw

コレクターアイテムとして押し入れにしまっておくのが正解なギターですけど、容赦なく弾くつもりです(*^^*)
バイパスコンデンサも入れる予定。
ハンダで付け替えるとオリジナルでは無くなってリセルバリューが下がりますけど、イイや。

さて、肝心の音です。
Vanzandt TLV-R1と弾き比べました。

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このヴァンザントは初期型に近いシリアル#100番台のブツなのでポリ塗装ですが、この距離だともう判りませんね。
左がフェンターブロードキャスター
右がヴァンザントのテレモデル。

いつものマーシャルで鳴らしましたが、どちらも素晴らしく良い音です。
良い音なんてのは極めて個人的な主観に基づくもので、人それぞれに良い音が有るわけですが。

しばーらく弾いていて感じたのは、ヴァンザントの方が高音と低音に若干のパンチがあり、弾いていて気持ちいいのはヴァンザントってこと。
もちろんオレ基準なので絶対的な判断ではありません。
しかもブロードキャスターはまだ4-5年しか経っていない新品ですから、この先に育っていく可能性もあります。
(ヴァンザントは既に30年モノ)

っつーかこの違い、ほんの些細なものであり、こうして並べて弾き込まないとわからないレベルの話です。
もう同じ音と言えるっしょ。
ヴァンザントが多くの人に支持される要素が見えた気がしますね。

そんなアレでギターが増えてしまいましたが、これが人生最後のギターになるかもしれません。
これより高額なやつはそもそも買えないだろw
(マスタービルダーシリーズになるとひゃくまんえん。。。)

さぁて。
ポチった代金をどう分割して支払おうかな。。。

┐(´д`)┌

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