ひっさしぶりの野尻湖。昨年はマスターズ戦の開催がなかったので二年ぶりですね。
魚探も色々と入れ替わったのであれこれセッティングし、作動チェック等などを済ませ、ようやく湖面に浮かびました。
水はキレイでウィードの発育もイイ。
エレキをすちゃっと降ろし、魚探作動確認のちにちょいと沖側に移動して、いつものようにアンカーキーを踏みました。
ら、、、
停まらない?自動静止しねぇぞ??
おかしいな。
とりあえず、GHOSTの電源を入れ直す。けど停まらない。
んんんん?
ドライバーを取り出して、フットペダルを外し、その下にある配線をチェック。
各種コネクタや電源は見る限り正常。
コネクタは一度抜いて刺し直し。
でも状況は変わらない。
こりゃキャリブレーションが飛んだかな?
ってなわけでキャリブレーションやり直し。
設定モードに入るため、モードキーの2と3を同時長押ししてビープ音が3回鳴るのを確認。
3番モードキーを押して長いビープ音が2回鳴ってキャリブレーションモードに入ります。
それからゆっくり390度旋回。GHOSTの速度を2ぐらいにしてとりあえず左回りで旋回しますが、、全然終わらない。
一周ちょっと回ればビープ音が3回鳴ってキャリブレーション終わったぜ!って教えてくれるハズなんですが、全然鳴らない。
ので、ぐるぐる回りっぱなしになるわけです。
この絶望の航跡よ。。。
円の半径を変えたりしても駄目で、エンジンで小回してみたらなんかビープ音が鳴ったような?
ってか、風もありエンジン音もありでただでさえ小さいビープ音が聞こえないんですよね。なんでこんなボリュームに設定したんだLOWRANCE(^^;
とりあえずモードキーの2と3を同時長押しして設定モードを抜け、アンカーキーを押してみる。
と、なんだか静止モードにはいった、、、ようだけど、全然停まらず、エレキは左右に大きく首を振る動作を繰り返します。停まるどころか大暴れじゃんかよ。
冷静に。
まずは現状確認。
アンカーキーを押すと、ビープ音が短音で3回+4回鳴る。
アンカーキーの青いLEDは点滅のち消灯。
設定モードに入ってもキャリブレーションは終わらず、出来ない。ただし、長音2回のキャリブレーション開始音は確認できる。終わらないけど。
もしかして電波の状況が悪いのかと思い、適当に移動して試すも状況は変わらず。
こりゃまずい。かなりまずい。
こんな時には頼りになるプロズピットの北山ムツヲくんに電話だw
まずは、、、GHOSTのファームウェアを最新のものにせよ、とのこと。
これはLOWRANCEのアプリ経由でアップグレードするんだけど、英語サイトなのでイマイチワカランのよね。
でもヤルっきゃ無いので、湖上でWEB検索しながらやってみる。
iPhoneのアプリにアップデータを取り込み、LOWRANCEアプリの自分のアカウントからマイデバイスにあるGHOSTをペアリング。
で、アップデートをかますわけですが、その最中はエレキとしては使えないのです。
ここ湖上なんだぜ、って叫んでも各種スイッチは無反応。当然風に流されます。
他の選手達も浮いている水域でアップデートをポチるときはかなりの覚悟をされたほうがよろしいようです。
なんてビビって流されていたら、程なくして終了。GHOSTも再起動して通常作動を始めました。
さっそく設定モードに入ってキャリブレーション。
うん、出来ない。状況変わらず\(^o^)/オワタ
電波をうまく掴めないからなのか、方位センサーTMC-1をガンネルから剥がし、位置を変えてみたりしてもダメ。
ここまで結構な時間が掛かっているのに成果なしですよ。
よし、揚がって徹底的にバラして点検してみよう!
というわけで、吉野家ボートさんの桟橋に戻り、揚げるべくトレーラを運んでもらっていたのですが。
その時にナニゲにアンカーキーを押してみたらなんと!アンカーロックできたんです!
なんだよ、何があったんだよ、でも治ったならイイやw
せっかく持ってきてもらったトレーラをキャンセルして、ようやくプラクティスに出かけました。
いやーほんと何だったんだろうな?
なんて思いつつポイントに入ってエレキを降ろし、おもむろにアンカーキーを押したら、、、
停まらねぇぇぇぇぇぇ。。。
やっぱりダメだったのか。
どうしたものか。
GHOST本体のバグ?物理故障?
方位センサーTMC-1の故障?
配線トラブル?
イマイチ問題の切り分けが出来る状況ではないのでなんとも言えないが、どうやらこのままでは埒が明かないってヤツだ。
時間もないし、とりあえずプラクティスをして、明日は早めに揚がってGHOSTとTMC-1を外して北山くんに預けに行くか、アウトブレイクに持っていくか。
にしても、その販売代理店には休日にて連絡着かず。
どうしたもんだかと悩みつつも明けて日曜日。
やっぱりアンカーロックは出来ない、、のだけれど、なんか一瞬停まる?ことが出てきました。
しばらくするとビープ音が3回鳴って仕事放棄をするのだけど、状況が若干変わっている。
いや何もいじってないけど。
その後、何度度なくアンカーキーを押しまくっていたら、やはり不安定ながら停まる時がある。
しかもビープ音が短音3回+短音1長音2短音1になることがある。
昨日とはちょっと違うけど、短音3回+4回のほうが多め。
うーむ、これは接触の問題か?
ペダルを外し、TMC-1の接続アダプターを確認。
ってかこれは昨日から何回も確認してたんですが、接触不良となるとココしか起こる場所がない。

なーのーでー。
端子が酸化皮膜を作っている可能性を考えて、30回ほど抜き差しをしまくりました。
そしたら、、、無事復活!!!ヤッタ~(^o^/
じつにあっけなく通常作業に戻りやがりましたよ。
うわぁ、コレだったのかよ。
最初っからチェックしてた場所なのに、問題はさらにその奥だったとは。。。
なんかどっと疲れがw
これかー。
端子は小さいものだし、その接点が酸化してるかどうかは目視ではどーにも見えないのです。
そりゃキャリブレーション終わらないよな。
そもそも方位センサーが繋がってなけりゃぁキャリブレーションのしようがないってやつよなぁ
道のりは長く険しかったが、なんせよ治った!
いやー良かった良かった。
気分も晴れ晴れ。
その後のプラも順調。
方位センサーTMC-1もモギリとってしまったのでビニテで仮付けです。
ってかさ、あらためて自動静止エレキの凄さを痛感したよね。
今回の野尻湖戦なんかは、自船をポイントでビタ止めしてバスのバイトを拾う釣りになるわけだから特にアンカーロックの必要性が上がってくるってもんです。
バンクを撃っていてもボートを停めてゆっくりライブソナーで探りを入れてルアーを送り込むことが出来るし。
なんやかんやで停められる利便性の高さを思い知らされました。
トラブルなんてな判ってみればなんてこと無いんですけど、そこまでたどり着くにはなかなかの経験が必要ってことですね。
北山ムツヲくん、色々忙しい中付き合ってくれてありがとうございました!
以上、自分用に記録しておきます。
そうそう、ビープ音ですが。
最初の短音3回が
「エラーだぜ」とのお知らせ。
それに続く音がメッセージとなり、
短音4回は
「ヘディング情報が無効。コンパスの接続を確認してください」
短音1+長音2+短音1は
「位置が無効。GPS情報を失っています」
とのこと。
あぁぁぁぁぁ、なーるほどな、と今マニュアルを読んで理解しました。
GHOSTさん、ちゃんとお知らせしてくれていたのですねwww
読み取れなくてゴメンナサイ(^^;
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